2008年04月29日

オンライン署名:制御不能な食糧危機

グローバルなオンライン署名キャンペーンを手がけている団体、Avaaz.orgが、この世界食糧危機に対する緊急の署名を始めています。
(こちらのCOCOLITH Earth Watch Reportブログでも「国際的地球市民団体による食糧危機への迅速な対処を求める請願署名にご協力を!」としてやり方を紹介しています。

英語版のHPしかまだないようですが、以下の内容のものです。
”Petition to G8, UN and EU leaders:
 We call on you to take immediate action to address the world food crisis by mobilizing emergency funding to prevent starvation, removing perverse incentives to turn food into biofuels and managing financial speculation, and to tackle the underlying causes by ending harmful trade policies and investing massively in sustainable agricultural productivity in developing nations.”
G8と国連、欧州連合のリーダーに向けた署名:
「私たちはあなた方に、世界食糧危機に対処するために即刻行動を取るよう求めます。それはつまり飢饉を予防し、食糧をバイオ燃料に加工する間違った誘導策を廃止し、商品投機を規制し、さらに害のある貿易政策を廃止し、途上国における持続的農業の生産性向上に対して大規模に投資することにより背景に潜む要因と闘うことです。」

http://www.avaaz.org/en/world_food_crisis/9.php
 こちらからオンライン署名を試してみてください。

 私たちはもしそれが目前に迫った緊急のリスクであれば、対応する能力を進化の過程で獲得しているはずではないですか??続きを読む
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2008年04月28日

ピークオイルについての初の各国世論調査

Daily Green:70% of People Believe We're At Peak Oil
http://www.thedailygreen.com/environmental-news/peak-oil-47042102

ロイター電:Oil running out as prime energy source: world poll
http://www.reuters.com/article/environmentNews/idUSN1835277320080420

元の発表はこちら。
World Publics Say Oil Needs to Be Replaced as Energy Source
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/474.php?lb=hmpg1&pnt=474&nid=&id=

実際の質問そのものはピークオイルという言葉を使って聞いたものではなく、石油の価格動向と代替エネルギーの必要性、政府の反応について問うたものです。
Q1.Do you think that ten years from now, the cost of oil will be higher, lower or about the same as it is now

Q2: Do you think that governments should make long term plans based on the assumption that:
A-Enough new oil will be found so that it can remain a primary source of energy for the foreseeable future
B-Oil is running out and it is necessary to make a major effort to
replace oil as a primary source of energy

Q3: Which assumption do you think the [Survey country] government is
acting on now: A or B?
A-Enough new oil will be found so that it can remain a primary source of energy for the foreseeable future
B-Oil is running out and it is necessary to make a major effort to
replace oil as a primary source of energy続きを読む
posted by おぐおぐ at 08:38 | TrackBack(0) | 哲学(時代認識/エネルギー論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月24日

「政治的」ピークオイルの出現

 「政治的」ピークオイルというのは仮の造語です。

 言い換えると、政治という要因が関与することによる「スループットの限界」の発生でしょう。

ウォールストリートジャーナル紙のブログより
Peak Oil? Saudis Squeeze the Stone Even Harder
http://blogs.wsj.com/environmentalcapital/2008/04/22/peak-oil-saudis-squeeze-the-stone-even-harder/
”Saudi Arabian officials made waves last week with an announcement that the kingdom would voluntarily limit future oil production, in order to leave oil wealth “for future generations.” Last weekend, Saudi officials said that the world’s biggest oil producer won’t be diving into new exploration projects after next year, citing sluggish Western demand and the search for alternative fuels to petroleum.”

「政治的」ピークオイルが起こることの確信が現われてきた、というのが話題になっているようです。

Saudi King Abdullah Drops Quiet Bombshell
http://www.rightsideadvisors.com/public/commentary.go/rsa/commentary/comm-energy/20080422_024110_msg.html/Saudi-King-Abdullah-Drops-Quiet-Bombshell-.html
”Saudi Arabia's King Abdullah said he had ordered some new oil discoveries left untapped to preserve oil wealth in the world's top exporter for future generations…

"When there were some new finds, I told them, 'no, leave it in the ground, with grace from god, our children need it'," King Abdullah said…

Saudi production capacity stands at around 11.3 million bpd, and is scheduled to rise to 12.5 million bpd next year.”
 ということで将来世代のために富となる石油を積極的には掘り出すなという命令を下しているようです。
 なかでもこのコメントが示唆的です。

Tom Petrie, vice president, Merrill Lynch:
"King Abdullah's quote speaks to the fast-emerging reality of what I call 'practical peak oil.' The Saudis and other exporters are placing a new emphasis on elongating the petroleum exploitation and depletion cycle. This stems from a growing awareness of the challenges of conventional resource maturity, as well as rising resource nationalism. This is likely to result in an earlier occurrence of global peak oil output than many consumers yet recognize."
”アブダラ国王の発言は、「事実上のピークオイル」と云える現実が急速に現れてきたことに触れている。サウジと他の輸出国は石油開発と減耗のサイクルを長期化することに重きを置き始めている。在来の石油資源の老化と資源ナショナリズムという挑戦の認識が広がっていることによる。
 これにより、多くの消費者が認識するよりも早く、地球全体のピークオイルが発生する結果となりそうだ。”

 国王の理解できる動機という強固な現実が出てきたからには、(政治的)ピークオイルの発生を疑うことはできなさそうです。

 いよいよ日本の政治の場でも、この問題を取り扱わないのはおかしいという状況になってきました。続きを読む
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2008年04月23日

海外の食糧問題記事

シカゴ商品取引所CBOT
http://www.cbot.com/
コーン
http://www.cmegroup.com/cmegroup/trading/commodities/grain-and-oilseed/corn.html
小麦
http://www.cmegroup.com/cmegroup/trading/commodities/grain-and-oilseed/wheat.html

後日記:
農水省:食品の価格動向
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/kouri/index.html

 以下の2件の記事をWTO-MLで内富氏から紹介していただきました。

日本農業新聞:
アジアの米騒動/フィリピンで危機拡大
掲載日:2008-4-6 15:09:00
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/news1/article.php?storyid=509
”フィリピンの米不足が深刻になってきた。同国は国内産だけでは賄えないため、毎年200万トン近く米を輸入している。今年も200万トン以上の輸入を計画していた。ところが最近の世界的な米逼迫(ひっぱく)で、当初の見込みどおり輸入の手当てが難しくなった。アロヨ大統領は3月初めから、隣国のベトナムの首相に米150万トンの融通を依頼した。世界中で米不足が広がる中、フィリピンの思惑通りに米を確保できるかどうか不透明だ。”

食品・燃料の高騰、アフリカで拡大する社会不安
http://www.afpbb.com/article/economy/2374792/2805530
” カメルーンでは2月、物価高騰が原因の暴動で40人が死亡。コートジボワールとモーリタニアでも同様の暴動で死者が出た。セネガルやブルキナファソでも激しい抗議デモが起きており、ブルキナファソはで8日から物価高騰に抗議する全国ストライキが予定されている。”
”最貧国の1つとして知られるシエラレオネではコメ価格が300%も上昇。コートジボワールやセネガル、カメルーンでも約50%上昇した。ほとんどの国が輸入に頼っているパーム油や砂糖、小麦粉などの価格も急騰している。また1バレル100ドル超の原油価格は、移動を公共交通機関に頼る貧困層に打撃となっている。”

 G8洞爺湖サミットの中でもアフリカの貧困問題は温暖化と並ぶ2つの大きなテーマのうちの1つとされています。
 貧困層を2015年までに半減できるように豊かにするというMDG(ミレニアム開発目標)の数値目標はすでに達成が絶望視されているかとは思います。

 特に近年の食糧価格の高騰がMDGの達成の障害になるとの懸念が、先日のG8開発大臣会合でも指摘されていた、と報道されていました。

G8開発相会議が閉会、食糧高騰対策への取り組みで一致
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080406-OYT1T00426.htm
”また、食糧価格の高騰が途上国の生活を圧迫しているとして、国際社会が対策に取り組むべきとの考えで一致した。

 食糧価格の問題は当初議題に想定していなかったが、会議に招待された途上国代表から対策を求める声があがった。G8諸国からも同様の意見が相次いだ。7月の北海道洞爺湖サミットで議題となる可能性もある。

 会議の議長を務めた高村外相は、共同記者会見で「食糧高騰の問題は、中でもアフリカに対して深刻な影響を及ぼす。国際社会が真剣に取り組む問題であるということで一致した」と説明した。

 ドイツのウィチョレクツォイル開発相も「主食の価格が1%上昇すると、1600万人に影響がある」と語った。

 外務省によると、主要食糧の価格は、調査によっては2005年から約80%程度上昇した。ガソリン代替エネルギーの原材料に穀物が使われることなどが原因と見られる。世界食糧計画(WFP)などの援助用食糧の調達にも深刻な影響が生じているという。”

世界食糧計画(WFP)プレスリリース
3/22穀物高騰 WFPの支援活動にも大きな支障
http://www.wfp.or.jp/pr/
以下転載しておきます。
−−−続きを読む
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2008年04月21日

雑談部屋その2

 雑談部屋です。ご自由にコメントをお書き込みください。

●暫定税率が消えている間にまたまた原油高騰が加速しており、暫定税率が復活した暁には一気に160円台にまで上がりそうなこの頃、福田首相は妙案をお持ちでしょうか?

 なんなら、「ピークオイル問題というのがあるので車の利用を根本から見直さないといけないんです」と国民的論議を引き起こしていただいても結構なんですが、いかが?続きを読む
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洞爺湖サミットの前に緊急の食糧サミットの準備

読売社説:
世界的食糧不足 決して対岸の火事ではない
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080420-OYT1T00679.htm?from=any

グーグルニュース
http://news.google.co.jp/news?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZEZ_jaJP264JP264&q=%E9%A3%9F%E7%B3%A7%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88&um=1&sa=X&oi=news_result&resnum=1&ct=title
テクノラティブログ検索
http://www.technorati.jp/search/%E9%A3%9F%E7%B3%A7%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88?authority=a4&language=ja
で最新の記事を確認ください。


 てっきり洞爺湖サミットでの食品由来のバイオエタノールを規制する問題が出てくるのが最も近い動きだとばかり思っていましたが、むしろ国連がイニシアティブをとる特別会合として開かれるこの食糧サミットの場で規制の声が広がりそうですね。

 日本政府はこういう急速なアジェンダ設定には一番対応ができそうにないと思いますが、そもそもバイオエタノールの推進そのものを渋ってきた経緯がありますから、ちょうどいいくらいの現状かもしれません。

 E3の導入についても、大半が海外からの輸入となることから、自粛を求めるよう、温暖化NGOsの側から声を上げていただければよいのではないでしょうか。続きを読む
posted by おぐおぐ at 06:53 | TrackBack(0) | 悪影響/ニュース/リンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

本日の甘利大臣発言録その5

 甘利経済産業大臣の閣議後大臣記者会見の概要
http://www.meti.go.jp/speeches/index.html
 から、最近の発言を逆順に掲載しておきます。

 ピークオイル問題を公式の場で発言するのはいつになるのでしょうか。

●平成20年4月18日(金)
9:17〜9:37
於:参議院別館経済産業省控室
(閣議/閣僚懇)
 私のほうからは一点の報告があります。4月19日、明日から22日(火)までイタリアに出張しまして、「ミラノ・サローネ」に参加をしますとともに、ローマで開催をされます「国際エネルギーフォーラム」(IEF)に出席をいたします。今回のIEFでは、約70カ国の産油国、それから主要国の代表閣僚が集まりますし、国際機関OPECやIEAも参加をするわけです。そこで、原油の情勢であるとか気候変動問題を中心に議論が行われます。エネルギー問題というのは原油価格をとりましても、連日最高値を更新しておりますけれども、この価格をとりましても、あるいはCO2の排出をとりましても、それぞれが現在の世界が抱える最重要課題になっております。私は、冒頭のセッションでスピーチを行うという予定になっていまして、石油市場の安定化に向けて、ファンダメンタルズの改善であるとか、あるいは石油先物市場の透明性の向上等に取り組む必要性を訴えたいと考えています。気候変動問題との関連におきましても、省エネルギーであるとか、CCS、二酸化炭素の回収・地中貯留ですが、これらの技術開発等の分野で産消間、産油国、消費国間の協力を呼びかけたいと、このように思っています。

【東シナ海における資源開発】
Q: 昨日、日中の外相会談が行われ、東シナも議題になったのですけれども、残念ながら合意には至らなかったようなのですが、前回の会見で大臣は節目を意識してやるべきではないかということだったのですが、胡錦涛国家主席の来日までなかなか合意が難しいのではないかという見方がこれによってうまれているのですけれども、その辺の感触はいかがでしょうか。

A: 確かに厳しい交渉でなかなか大変です。それぞれが国益をかけた交渉ですから、そう簡単にいかないのは承知をしております。ただ、ある節目を切って、双方が背水の陣を敷くということは大事だと思いますから、やはり諦めないで胡錦涛主席が訪日をされるということを一つの合意目標地点として、それぞれがそれぞれに踏み込んでいるということは、最後まで進めなければならないと思います。

【国際エネルギーフォーラム(IEF)】
Q: IEFの件で、既に大臣からもお話がありましたけれども、原油が連日最高値を更新していまして、日本として原油価格の安定化に向けてどのようなメッセージを発しようとしていらっしゃるのか。また産油国、主要国かなり集まると思いますので、どのような話し合いをしていきたいと思っていらっしゃるのか伺います。

A: 産油国は、自分は努力をしていると。これが自分の責任範疇を越えているとおっしゃるのです。そこで私は今回もお願いしたいのは、産油国の繁栄というのは世界経済の安定的発展という前提があって初めてなされるので、世界経済がリセッション(景気減退)を起こした中で産油国だけが繁栄していくなんていうことはあり得ないのだということを共有してもらいたいと思うのです。特に経済的な力を持っている先進国はともかくとして、途上国がもうそろそろついてこれなくなっていますね。資源を持っている途上国は別として、資源のない途上国はこの原油価格、それから原油価格が牽引する資源全体価格、それに連動する食糧価格の高騰、これにもついていけなくなりますよ。それで良いのですかということを問いたい。

それから、産油国がいつもファンドの動き、金融の動きが実情を超えた価格付けをしているのであって、我々は十分に生産をしているというようにおっしゃいますけれども、金融に関していかに透明性を図っていくかということについて、あるいはファンドの動きと原油価格の関係についてIEAで日本が資金を拠出して、調査をしているわけですから、そういうことも含めて透明性を図っていくということは我々もやっているということを示した上できちんと上流、下流投資をし、供給余力を持たせるという意思表明をする。つまり増産を表明するだけで金融の動きはクールダウンするのだということをしっかり訴えたいなと思っています。

Q: いまのお話の中にありましたけれども日本はまだ耐久力がありますけれども、かなり原油高騰、かなり世界経済に効いてきているということでしょうか。

A: 効いてきていますし、途上国では暴動が起きているようですから、この現実を産油国は直視してもらいたい。できることを皆がやろうということですから、我々は省エネの必要性とかあるいは産油国に対してもCCSの協力とか提案はするわけですから、我々も提案をするのですから、産油国も提案をしてもらいたいなと思います。自分の責任ではないと言い続けるだけでは解決はしません。

【核燃料サイクル政策】
Q: 北海道電力が今日、プルサーマル、泊原発でプルサーマル実施に向けて地元に事前協議の申し入れを行うのですが、大間の原発なり、この前視察された六ヶ所の再処理工場も含めて核燃料サイクル政策の進捗状況、あるいは重要性について改めて話していただいていいですか。

A: 核燃料サイクルというのは難しい言葉のように見えますけれども、要するに資源の有効利用、再利用、いわゆるリサイクル政策であります。ウランに限らず、全ての資源はリサイクル利用することによってそれだけ地球環境負荷が減るわけですし、資源の有効活用に資するわけです。ということは、エネルギーで言いますと、安定供給に資するわけですし、最終廃棄物の減少ということを通じて地球環境負荷を下げることになります。併せて、プルトニウムの利用ということは、原子力エネルギーの平和利用の証なのです。このことに関して、日本は世界一厳しい保障措置を受け入れているわけですから、それをきちんと実行している模範生としての姿を世界に示すことが大事だと思います。これは、しっかり進めていかなくてはならない。そういう意味で、各電力会社がプルサーマル政策について前向きに取り組んでいただくというのは日本全体にとっても、あるいは世界のウラン燃料の平和利用のあるべき姿ということにとっても歓迎すべきことだと思っています。

Q: 2010年度までに10数基のプルサーマル実施というのは、現時点でもかなり厳しいと思うのです。そのことに関してはいかがですか。

A: 厳しいけれども実現に向けて最大限努力をしていきます。

【電源開発】
Q: TCIが昨日、株主提案をJ−POWERに対してやりまして、配当増などの要求が達成できなければ社長の退陣も求めるということだったのですけれども、10%でも経営に影響を与えるのかなという不安はまた出てくるとは思うのですが、外為に続く新たな対策というのは打つ必要はないのでしょうか。

A: 現行法下での株主の要求というのは株主と会社側との交渉事ですから、それについて私から具体的案件、個別案件についてコメントするのは控えたほうがいいと思います。一般論として言えば、公共性を持っている企業が公共性を損なわない範囲で株主価値を上げていくというのは私企業としての努力であります。そのバランスをとりつつ、経営努力をしていただきたいということだと思います。

Q: TCIの件で、あらためてですけれども、昨日、中止勧告に向けて商工会議所と貿易会とか経済界のほうから今回の政府の決定を支持するとした上で、説明責任を十分果たすべきだという意見が相次いだわけでありますけれども、今日、閣僚の間からどういうことが出たかまだ聞いておりませんけれども、あらためて今回の判断についてお願いします。

A: 今日は閣僚の間では一切この話は出ておりません。投資家から見れば予見可能性の問題です。つまり、どれが制約の業種企業になっているか全く分からない状況で突っ込んでいったらアウトになってしまったということは避けなくてはならない。そういう意味で、私どもは外為法と法令で対象とその理由というのを明示しているわけです。それから手続的にも明示をさせていただいております。そして審査結果についても対象案件763件中762件は許可をしているわけです。763分の1という極めて特殊な事例です。そして、その理由は従来から説明をさせていただきましたし、中止勧告の際に説明をさせていただきました。投資家は日本の関係法令をきちんと検証していただいて、その上でぜひ積極的に投資をしていただければと思います。

Q: 今日閣議で報告とかはなかったですか。

A: ないです。

つづく
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「2025年までには世界の空港は25箇所しか機能していないだろう」

 バンクーバーサン紙にピークオイルと航空業界についての論説が載っていました。

Two factors mean the end of air travel as we know it
Barbara Yaffe, Vancouver Sun
Published: Thursday, April 17, 2008
http://www.canada.com/vancouversun/news/editorial/story.html?id=4da2acd1-aa12-4d22-adf9-4e611a93a258
 表題の2つの要因とは、ピークオイルと気候変動です。

 この中では航空会社の破産や合併話(Aloha Airlines; Oasis Hong Kong Airlines, ATA, Skybus, Frontier Airlines and Champion Air,Delta&NWA)を紹介した上で、ピークオイルによる燃料価格高騰が今年もひどい赤字を航空会社にもたらすため、大幅な値上げは避けられないものと分析しており、サイモンフレイザー大学のアンソニー・パール教授の近刊本「運輸革命」を紹介しています。
表題の「25箇所」発言はその本からの引用文です。

Perhaps the message in all this is, if you were planning to take that trip of a lifetime, you should have done it last year.
”多分、もし君が一生に一度の旅を計画しているのなら、それは去年しておかなきゃならなかったんだ。”


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2008年04月17日

ん!:ニュース短信その8

  この記事の中で、短いニュースを蓄積していきます。

この記事の表題一覧。
・G8洞爺湖サミットに向けてNGOsが投機筋の制御を訴え
・石炭戦線異常なし?
・燃費向上グッズ16商品「根拠無し」
・シェリル・クロウの新曲「Gasoline」
・石炭の価格改定交渉前に中国の輸出禁止と南アの停電問題
・十市勉氏の微妙な軌道変更
・バイオ燃料は温暖化を加速−論文が山積
・小麦の価格4月から30%値上げ
・欧州連合もピークオイルを認める
・コスモ石油の戦略
・3/5OPEC、再度原油増産を拒否
・3/7インフレ調整後でも原油価格は史上最高値を更新
・3/7エネルギーチャレンジの講演録
・3/10各種の石炭ピーク研究とその温暖化対策への含意
・3/17とまらぬドル安
・3/19ピークオイル概論の翻訳版
・3/25十市勉氏「資源Wars」石炭の異変に注目
・3/29ロシアの石油生産変調か
・3/30米国でのディーゼル燃料の価格高騰
・4/5鉄鋼原料(石)炭価格3倍に
・4/8十市勉氏「資源Wars」石炭その2
・4/10自動車評論家の舘内端氏のコラム
・4/15毎日新聞論説委員長も書いてます
・4/17食糧ピーク問題、G8洞爺湖サミットの主要議題に

   −−−
●食糧ピーク問題、G8洞爺湖サミットの主要議題に
 朝日:食糧問題、洞爺湖サミット主要議題に 政府方針
http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY200804160349.html
”5月に横浜で開く第4回アフリカ開発会議(TICAD)で当面の緊急対策を打ち出したうえで、サミットではG8として価格安定に向けた国際ルール作りや食糧増産といった中長期的な対策を表明する方向で調整する。”

つづく
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2008年04月15日

アンケートの返信先

 アンケート:「ピークオイル論(=安価な石油時代の終り)に関して」
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