2008年08月27日

増田耕一氏の読書ノートへのリンク

 地球温暖化否定派の槌田敦氏とのバトル討論会(06年2月)で知った増田耕一氏(海洋研究開発機構 (JAMSTEC)の研究者)は、慶応義塾大学 SFC研究所 訪問研究員としてホームページを維持しています。
 その中で、いくつもピークオイルに関係のある本を紹介しています。

読書ノート -- 人類の持続可能性に関する本 というページに大体まとまってはいるのですが、一応表題を並べ替えておきます。

●(一部)日本語になっている本の評論
石油産出は下り坂 / Hubbert's Peak (Deffeyes); Beyond Oil (Deffeyes); Out of Gas (Goodstein)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/hubbert.html
ピーク・オイル・パニック / Half Gone / Empty Tank (Leggett)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/leggett2005.html
最後の石油ショック / The Last Oil Shock (Strahan)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/strahan_oil_shock.html
成長の限界--人類の選択 (Meadowsほか)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/books_ja/limits.html
エントロピー法則と経済過程 (Georgescu-Roegen)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/georgescu1971.html
持続可能な発展の経済学 (Daly)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/daly1996.html
新石油文明論 (槌田)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/tsuchida2002.html
世界の食料生産とバイオマスエネルギー (川島)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/kawashima2008.html

●その他、英語の本の評論
不測の時代 / The Long Emergency (Kunstler)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/kunstler_emergency.html
(人間社会システムの)壊滅 / Collapse (Diamond)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/diamond_collapse.html
エネルギー大量消費社会は持続可能でない / Renewable Energy Cannot Sustain a Consumer Society (Trainer)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/trainer_energy.html
わたしは何を食べているか、何を食べたらよいか? -- アメリカの場合 (Pollan)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/pollan.html
森林破壊の世界史 / Deforesting the Earth (Williams)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/williams_deforest.html
持続可能性という思想 / The Principles of Sustainability (Dresner)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/reading/dresner.html続きを読む
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本日の二階大臣発言録その1

 甘利経産大臣の発言録と同じく、後任の二階経産大臣の発言も引いておきます。
http://www.meti.go.jp/speeches/index.html
(ピークオイルはワシントン・ポストでも紹介されちゃってますよー。)
いつになったら語り始めるのでしょう、11月のIEAの報告書が出てからでしょうか。

●平成20年8月26日(火)
11:38〜12:07
於:記者会見室
(二階大臣、初めてですが、現在の状況認識として「第3次オイルショック」という言葉を使いました。)

(閣議/閣僚懇)
 まず、今日の一番大事な問題、安心実現のための総合対策についてご報告をしておきたいと思います。

 これは目下引き続いて政府・与党で精力的に検討を進めておりますが、先ほども閣議終了後、総理と私たち経済関係の4閣僚で、これまでの作業状況等について、また今後の段取りについて話し合いを行いました。

 昨日はご案内のとおり、この福田内閣の新しい体制になって初めての経済財政諮問会議でありましたが、私のほうからは省エネ、新エネを梃子にして構造改革を行いつつ、いま直撃を受けている中小企業等の皆さんに対する金融対策等をしっかり講ずるべきだという意見を申し上げた次第であります。

 なお、大企業が下請け企業に対して、例の下請代金支払遅延防止法というのがありますが、実際にこれがどこまで機能しているかということを考えるときに、代金支払いを早くしようということを、経済界からむしろ関係の皆さんに呼びかけていただいて、そして下請代金等については、少しでも前倒しででも払ってあげていただけるような機運をつくってもらいたい、ということを申し上げた次第でありますが、出席の経済界の皆さんからもおおむね賛同をいただいたと考えております。月内に予定されております取りまとめに向けて、私たちはこの総合対策について、経済産業省も重要な立場でありますから、しっかりした対応、そして福田内閣として国民の皆さんにこの表題のとおり、安心実現の総合対策となるように努めてまいりたいと思っている次第であります。

 なお、私は明日からシンガポールで開かれます日・アセアン経済大臣会合に出席する予定でありますが、WTO等では重要な役割を果たしておりますインドのナート商工大臣、豪州のクリーン貿易大臣等とバイの会談が予定されておりますので、これらについてもしっかりした対応をしてまいりたいと思っております。
テーマは大きく分けて3つあろうかと思います。
・・・
 2つ目は、エネルギー・食料価格の高騰などへの対応であります。
 各国共通の課題として、東アジア地域全体でこの緊急課題に対して、お互いに知恵を出し合っていきたいと思っております。また、ERIAがここで活用をする大きなチャンスをいただいているとも思っておりますので、私たちはこの16カ国の連携を軸にして打開策を考えていきたいと思っております。
 なお、先ほど申し上げました総合経済対策の取りまとめでございますが、明日もう一度4大臣の会合を持とうということであります。私はその会合に出席の後にシンガポールに向かって出発し、29日金曜日にいわゆる財源等のことも考慮した一つの考え方が出されると思いますので、その総合対策の取りまとめに間に合うように、国際会議を少し早めに切り上げて、帰国をするという予定でありますが、しっかりと対応してまいりたいと思います。

(質疑応答)
【総合経済対策】
Q: 総合経済対策ですけれども、政府の原案がまとまったと思いますが、経済産業省として現時点で考えているメニューについてお聞かせください。

A: 私たちは、当初からこのたびの経済対策においては、あくまでも中小企業を中心とする地方経済の活性化も含めて対策を講じなくてはならないと思っております。経済産業省の任務は何も中小企業だけではないわけですが、比較的自力で頑張っていただける大企業の皆さんに比べて、中小企業はやはり政府がある程度バックアップをしなければならないということもあります。同時に、大企業の繁栄を持続していくためには、下請けを担当する中小企業の皆さんが元気であることが大事でありますから、そういう意味で中小企業対策に重きを置いている次第でありますが、今回の事態を受けて、融資の面で相当バックアップをしたいと考えております。

 あとはよく言われるバラマキとか何とかという批判だけを意識する必要はないかもしれませんが、私たちは投資をしたものが日本経済の発展、それぞれの地域の躍進、そしてまた、企業の皆さんの繁栄にもつながるような形の経済対策を打っていくことが大事であって、政府が助成をしたが、大した実績、効果があらわれなかったというようなものは極力避けるべきだという基本に基づいて、我々は今度の対策で効果の上がるもの、効果が期待できるものを考えて対策を打っていきたいと考えている次第であります。

 また、当省としては大変力を入れております環境の問題、そして省エネルギーの問題、これらに対して、いま我々は世界の最先端を行くということをみんなが言ってくれているわけでありますが、このことを一つの強み、これを梃子にして我々は日本経済のさらなる躍進のために頑張っていけるチャンスにしたい。いま非常に難しい状況でありますが、我々経済産業省はこれを引っ張って、やがてもう一度日はまた昇る、第1次オイルショックも第2次オイルショックも国民の皆さんと協調し、結束をして我々の先人たちはこれを乗り越えてまいりました。大変尊いことであったと思います。その結果どうなったか。日本は前よりも進んだ技術力と経済力でもって、国際社会にも認められるような国家として躍進を続けてきたわけであります。我々はそれらの先人たちのご努力の経過をたどるときに、この第3次オイルショックとも言うべきこの事態を乗り越えられないわけはないと、こういう決意でもって対応していきたいと思っている次第であります。

 また、皆さんや皆さんの先輩たちにもご協力をいただき、我が省が相当の努力を尽くして作成した「新経済成長戦略」なるもの、今日のエネルギー価格の高騰、あるいは資源、食料、いろいろな問題が山積するこの中において、新経済成長戦略の描くところと、どこがどう異なるのか、基本的な考え方は持続していくことは当然でありますが、同時に私たちはいまの事態においてどう対応するかということなどを十分考えて取り組んでいきたいと思っております。

 また、新しい経済政策等についても、総理のほうにもお考えがあるとの報道がなされておりますが、我々はこの福田構想と「新経済成長戦略」との間に、お互いに協調できるようなことを考えることは当然のことでありますが、総理のそういう10年、20年先を見越した壮大な計画に対して、我々も現下のこの状況を乗り越えるために、「新経済成長戦略」はしっかりと整合性のとれる形で頑張っていきたいと考えているところであります。

Q: いまのお話で、中小企業のお話に関連してなのですが、資金繰り支援で新たな保証制度を検討しておられるという一部報道がありましたが、どのようなことをお考えですか。

A: いまいろいろな視野から、中小企業対策ということを考えておるわけでありますが、同時にこの10月1日から、ご案内のとおり私たちの中小企業金融を担う各部門が民営化をされるというときでありますだけに、しっかりとした中小企業の金融がおろそかにならないように、関係者の皆さんの積極的な協力を求めてまいりたい。私は民営化の問題を推進するに当たって、中小企業団体、その他の皆さんとご相談する際に、本当に困ったときに頼れる中小企業金融というものを成り立たせなくてはならないということを基本に置いて、当時小泉内閣で取り組んでまいりましたが、いまいよいよこの福田内閣において10月からそうした新たなことがスタートするわけですが、そういう精神はしっかりと受け継いで、関係者の皆さんの奮起をお願いしたいと思います。いまご質問にあった点については、いま内部で検討している最中でございますが、できるだけ時代の流れに沿うような中小企業金融に対して、あるいはまた中小企業の皆さんが活躍しやすいような舞台をつくっていくために、保証問題等に対して意を用いていきたいという考えは持っております。

【新経済成長戦略】
Q: 新経済成長戦略の改訂なのですが、どのようなタイムスケジュールでまとめることをお考えなのでしょうか。

A: こういう状況の中で方針の転換を図るのかという点が、お尋ねの中にお気持ちがあろうかと思いますが、私どもは基本のところはきっちりと継続し、持続的に将来の発展の方向へ持っていきたいと考えておりますが、皆さんもご承知のように、今日の原油の問題、あるいはまた各資源の問題、そして農業を営んでいく上における肥料その他の材料が、予想をはるかに超えるような状況で高騰をしているこのときに、我々は新経済成長戦略の目指すものと、現下の状況との間に乖離があるとすれば、我々はどこをどう修正していかなくてはならないか、これは積極的に対応していかなければいけないと思っております。

 ご質問のように、私はできれば今月内くらいに皆さんにお問いかけができるようにいたしたい。昨日も私は経済財政諮問会議において、この改訂をまとめるに当たって、経済財政諮問会議にもご意見を伺う機会を持ちたいということを申し上げましたので、それらの日程等をあわせれば、9月頭といいますか、できれば一日も早いほうがいいと思っておりますが、そういうときに改訂版を世に問うことができるようにいたしたい。そしてみんながもう一度気持ちを新たにして、日本経済を成長、発展の方向にご努力をいただくようにお願いしたいと同時に、経済産業省はそのようなことに対して省を挙げて懸命な取り組みを行っていきたいと思っている次第であります。従って、できれば9月初旬にそれができればいいなと私は思っております。続きを読む
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2008年08月26日

イベント案内:8/24虹と緑・地方自治政策情報センター全国政策研究会

 どうも自分がしゃべる会合は宣伝しづらいです…。明日です

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虹と緑・地方自治政策情報センター 全国政策研究会
「地方から持続可能なまちをつくる」

 1998年に発足した「虹と緑」は10周年を迎え、一つの大きな 節目を迎えています。
「地方の時代」と言われた当時から、自治体の状況も大きく変わって来ています。
環境問題や公務員の働き方といった大きな課題が浮上している一方で、財政をはじめ苦しい自治体運営が続いています。先進的な試みを知り、自分たちの足下で何ができるかを考える1日にしたいと思います。
ぜひみなさんの参加をお待ちしています。

・とき 8月24日(日) 午前10時〜午後4時半
・場所 (会場が二つにわかれます。ご注意下さい)

会場1 尼崎市労働福祉会館(午前10時〜12時) ※分科会
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/institution05_014.html

会場2 尼崎市 総合文化センター(12時半〜午後4時半) 
    ※昼食 交流会/講演
http://hccweb1.bai.ne.jp/archaic/access/index.html

・料金 議員 2500円/市民 1500円(会員はそれぞれ500円引き)
    昼食交流会は 1500円

・主催 虹と緑・地方自治政策情報センター/みどり関西
〒700-0971
岡山市野田5-8-11 かつらぎ野田2F
TEL 086-244-7723 FAX 086-244-7724
h-mitsuyアットマークpo1.oninet.ne.jp

・協力 みどりのテーブル

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■タイムスケジュール

10時〜10時50分 分科会 前半(会場1)

11時〜12時 分科会 後半(会場1)

12時半〜午後2時 昼食交流会(会場2)

午後2時〜2時半 分科会報告(会場2)

午後2時半〜午後4時半 講演(会場2)
持続可能なまちは小さく、美しい 〜上勝町の挑戦〜
講師:笠松和市(徳島県上勝町町長)

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■分科会 24日10時〜12時
それぞれ10分程度の事例報告と会場を交えて意見交換を行います。

□公務労働 分科会

自治体業務の民間委託が進むなか、競争入札による「官製ワーキングプア」ともいうべき問題が生じています。どのように労働者の環境改善を図り、サービスの質を確保していくのか。各地の取組みを共有し、具体的な解決策について考えます。

民間と公務員の働き方を考える 〜公契約条例制定運動〜
 報告者:酒井一(兵庫県尼崎市議)

臨時職員を任期付採用職員へ〜東京都中野区の事例〜
 報告者:佐藤ひろ子(東京都中野区議)

他に、臨時職員への一時金支払いの是非、尼崎市での紛争事例報告など


□環境分科会

地球規模の環境問題について、世界・国の動向について情報を共有します。また、環境問題対策だけではなく、地域活性化、行政コスト削減などを視野に入れた取組みの事例を紹介します。

国会最新動向 〜温暖化防止基本計画・生物多様性基本法〜
 報告者:松谷 清(参議院議員秘書)

ピークオイル 〜オイルショックの再来ではない新たな危機〜
 報告者:SGW(みどりのテーブル会員)

他に、地域活性化と両立する温暖化対策、もんじゅ再起動問題 など予定

□議員活動/議会改革分科会

選挙や議員活動で重要なメディアの作り方を実践的に事例報告や情報交換をします。
また、閉鎖的な市議会や行政のあり方を変える議会改革や議会活動の実践を提案します。

「絶対当選!選挙関係のつくりもの」
 報告者:松田馨(「もったいない選挙」で滋賀県知事選勝利のデザイナー)

「住民の立場から裁判を起こす」
 報告者:みつしろ敏雄(大阪府大東市議)

他に、議員ニュースのつくり方、国会審議から地方議会改革を展望する など予定

※5分以内での追加報告を8月20日までに受け付けます。
 A41枚程度の発言要旨を連絡先
 (FAX 444-2418 もしくはioku3アットマークyahoo.co.jp)までお送り下さい。

■講演

持続可能なまちは小さく、美しい 〜上勝町の挑戦〜
講師:笠松和市(徳島県上勝町町長)

 徳島県上勝町は人口2000人の町です。「ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最善の努力をします!」とする全国初のゼロ・ウェイスト宣言を2003年に採択。34種類のゴミ分別を実践しながら、同時に宣言後の状況を検証し、生産のあり方を問い直しています。
(引用した絵は市のHPに掲載
   http://www.kamikatsu.jp/zero-waste/frame.htm
また、年寄りが木の葉を売るいろどりビジネスなど、時代を先取りするユニークな取り組みで注目を集めています。
 そうした構想の推進役をしている笠松町長は、講演と同名の著書で「農山村の経済は石油文明と共に衰退したのです。」と書き、世界的視点のもとで一番被害を受け、衰退した農村の現実を語ります。そうした中で、世界レベルのモデルとしての持続可能な地域社会づくりを提言します。そして、「資源回収に関する法律(仮称)」提言などで国の政策転換や法律改正への関わりも言及します。
 「環境問題を地球規模で考え、地域から行動する」実践例としての上勝町の挑戦を、町長自らに語っていただきます。

■プロフィール
かさまつ・かずいち――徳島農業高校勝浦分校卒。1964年4月に上勝町職員。参事兼開発課長、参事兼総務課長などを歴任し、2001年4月に町長に初当選。当選2回。
著書として「山村の未来に挑む―上勝町が考える地域の活かしかた 山里をどうやって元気にしよう? 」(自治体研究社 )「持続可能なまちは小さく、美しい 上勝町の挑戦」(学芸出版社)

参考 youtube http://jp.youtube.com/watch?v=_032cdEONj0

主催/共催/後援団体

■みどり関西
関西のエコローカルパーティとして「みどりの政治実現」を関西レベルで考える組織。
「政治なんて変えられない」「選挙じゃ何も変わらない」とあきらめるのではなく、「お任せ民主主義」から「参加型日本、 キックオフ」へと政治を変えていきます。

連絡先
野々上愛(大阪府高槻市議)
事務所 〒569-1141 高槻市氷室町4-1-5
Tel:072-695-1313 Fax:072-695-1313
e-mail: ioku3アットマークyahoo.co.jp

■虹と緑・地方自治政策情報センター
「虹=多様性」「緑=脱成長」を理念とし、「地方から政治を変える」ことを目的に市民/地方議員のシンクタンクとしての活動を行っています。年2回の全国政策研究会や年数回の国ー地方政策研究会、機関 誌発行等をおこなっています。事務所は岡山。運動体として「虹と緑の500人リスト」も活動。
連絡先
〒700-0971 岡山市野田5-8-11 かつらぎ野田2F
TEL 086-244-7723 FAX 086-244-7724

■みどりのテーブル
2004年参院選全国比例に挑んだ「みどりの会議」の経験と人脈を引き継ぎ、日本で「緑の党」を誕生させるべく呼びかけ、行動しています。
slow、smile、simple 持続可能な社会の実現を目指し、国政に挑む。
http://www.greens.gr.jp/

連絡先 160-0004 東京都新宿区四谷1-18 オオノヤビル5F
    TEL・FAX:03-3358-4570 E-mail : greensアットマークgreens.gr.jp

後日記:
まつや清さんのこんなYouTubeビデオを見つけました、一月も前に作ってるんなら先に宣伝に使ってよねー
</param></param>続きを読む
posted by おぐおぐ at 15:44 | TrackBack(1) | イベント案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

望月経産新事務次官の人事について

 『選択』という月刊誌を譲ってもらって時々読んでいます。現役記者が自紙に書かなかった国内外の政治経済の裏話的な逸話ばなしを覆面で記事にする、というタイプの雑誌なんですが、その8月号に、次官人事で吹き出た経産省の「末期」という記事が出ています。

 7月上旬に北畑前事務次官から望月前資源エネ庁長官にバトンが渡った事務次官人事のことを、こう書いています。

−−−
「震度8級の大激震」。次期次官人事を耳にしたある中堅幹部は、驚きをこう表現する。…大本命だった鈴木隆史経済産業政策局長は特許庁長官に横滑る。官房長、経済産業政策局長という"保守本流"を歩み、新経済成長戦略を主導してきた鈴木局長に対し、中小企業庁と資源エネルギー庁という外局の長官経験しかない望月氏。勝負の帰趨は明確とばかりに、内示当日の朝日新聞夕刊には「次期次官に鈴木氏」と大誤報が掲載されたほど。…
 甘利大臣は望月長官を選んだ理由として「実力本位」という言葉を繰り返した。…
ある幹部は「大臣が人事介入した事実は重い。自律性を失った経産省は『情実』と『迎合』、そして『ゴマすり』が蔓延する伏魔殿と化す」と続ける。
さらに大臣の意向に見せかけ、実際は本命排斥に動いた北畑前次官の罪は深い。…
望月新次官の評価は「茶ボウゼスト」。持論を曲げてまで上司に誠心誠意尽くすという意味だ。甘利大臣への忠誠ぶりは有名で、・・・ほどの奉公ぶり。
−−−
として、(甘利大臣あるいは)北畑前次官によって非常に人事がゆがめられた、という批判一色となっています。

 さて、わざわざ一件独立した記事まで立ち上げて何が言いたいのか、といえば、
 もし北畑前次官が行った人事なのであれば、望月前資源エネ庁長官を事務次官に据えたのは今のクリティカルな石油高騰対応の意思決定の現状を最大限長く固定するための特例的な行動だったのだろうな、ということです。

 確かに新旧事務次官の引継ぎの日の記者会見では、北畑前次官は望月氏のことを高く評価しているように取れます。

 これこそが経済産業省が省としてこっそり取っている「ピークオイル」リスク管理計画の一環なのかもしれません?。
さて、後任の資源エネ庁長官はどんな人物なんでしょう?
posted by おぐおぐ at 10:23 | TrackBack(0) | 悪影響/ニュース/リンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

ワシントンポスト、語り始める

ASPO-USAのTom Whipple氏が、
The Peak Oil Crisis: The Washington Post Meets Peak Oil Lite
http://www.fcnp.com/index.php?option=com_content&view=article&id=3410:the-peak-oil-crisis-the-washington-post-meets-peak-oil-lite&catid=17:national-commentary&Itemid=79

で「ピーク・オイル・ライト」つまり、スループットの限界のことがワシントンポスト紙で十二分に語られている、として、石油ショック特集の連載記事を紹介していました。
”The Post is to be congratulated for a tour d'horizone that touches most of the bases relevant to peak oil. They acknowledge the problem, use the words "peak oil," discuss much of the evidence and cite the differences of opinion as to the imminence of a crippling problem.
 Reading between the lines, one can sense an editorial debate, for the obvious conclusion is one no reader wants to hear. It is probably unrealistic to expect more at this time, for the series itself is a major step forward in spreading the word as to where we are all going. There is still much more to be told.”


ワシントンポスト紙:全体のインデックス
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/business/oilshock/index.html

総論編
This time it is different 今回は前と違う
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/07/26/AR2008072601025.html
”In a series of articles starting today, The Washington Post examines the economic forces that have unhinged oil prices from their longtime cyclical patterns, propelling fuel costs to once unimaginable levels that are now both fraying the lifestyles of our recent past and speeding the search for an energy source of the future. ”

”Some analysts argue that peak oil production has already been reached. Others say the peak remains a ways off but perhaps not very far. Though capital spending by big oil companies has again picked up pace in the past couple of years, spurred by higher prices, exploration is still falling short. ”


需要サイド
China's Cars, Accelerating A Global Demand for Fuel
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/07/27/AR2008072701911.html

供給サイド
Calif. Field Goes from Rush To Reflection of Global Limits
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/07/28/AR2008072802905.html

消費者の対応
Gas Prices Apply Brakes To Suburban Migration
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/08/04/AR2008080402415.html

代替策
(まだ登録されていません)

図表
Why Gas Costs $4
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/graphic/2008/07/26/GR2008072601566.html

省エネQ&A欄
Mythbusters: It's a Gas
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/cars/features/2008/gas-saving-tips/



P.S.
以前、「ワシントンポストの沈黙」という記事を作っていました。

 当時の分析とは異なり、オバマ対マケインの2008年の選挙前に大きなテーマとなっているといえます。
posted by おぐおぐ at 01:22 | TrackBack(0) | 哲学(時代認識/エネルギー論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

2008年08月02日

本日の甘利大臣発言録その8

 甘利経済産業大臣の閣議後大臣記者会見の概要
http://www.meti.go.jp/speeches/index.html
 から、最近の発言を逆順に掲載しておきます。

 結局甘利経産大臣はピークオイル問題を公式の場で発言することなく、大臣のイスから離れることになりました。後任の二階俊博大臣の発言も続けて紹介するかどうかはまた様子を見てからにしましょう。

●平成20年8月1日(金)
14:30〜15:12
於:記者会見室

 それでは、先ほど辞表を提出してまいりました。

 今日が8月ですから、月数で言いますと1年と11カ月、経済産業大臣として経済産業行政の陣頭指揮をとってきたわけであります。

 私がここに就任しましたときに、とかく役人バッシングの中でどうやって日本を率いていく重要官庁の職員諸君のモチベーションを上げるかということを、まず思い至ったわけであります。この役所というのは、言ってみれば国富を生み出す官庁、つまり日本を豊かにしていくことを使命としている官庁であって、豊かにした資源を各省が使っていろいろな行政を推進していく。だから、我が省がなければ、ほかの行政はないのだということを肝に銘じて、我が省なければ国家は存在せずというぐらいの思いで、困難に立ち向かってほしいという話をしてきたわけであります”

 ”資源外交について言えば、私は就任してすぐ、国が前へ立たなければ、これは絶対遅れをとる問題だ、もう遅いかもしれないと思っておりました。日本は市場があるのだから、民間が買ってくればいい。スーパーマーケットで何でも売っているから買えばという状況でしたが、資源の現場で見てとてもそんな状態では勝てない。上流に荷担していなければ、これはどうにもならないということは案の定わかったわけであります。そして、石油から始まって石炭、天然ガス、そして重要なウラン資源、これで感慨深いのは、カザフスタンで2時間大統領と差しで話をして、その15分後に、「OK、日本の主張はわかった」ということで、必要量の三、四割について我々が供給しようというコメントが発せられて、翌日が休日であるのを大統領令で取りやめて、それは日本との交渉のために休日を平日に変更してしまって、それで24本の契約を結んで帰ってくることができたということです。

 中央アジアであるとか、あるいはアフリカ、レアメタルが世界を制するというときに、石油以上に資源国が特定の国に偏ってしまっている、これは早く手を打たないと、まさにエネルギーも産業の血液だけれども、レアメタル、レアアースに至っては産業の素材そのものだという危機感で出かけていったわけであります。中南米の訪問につきましても、実はブラジルのルーラ大統領を初めとする首脳との会合が、今回のWTO交渉でも日本の不利な点を相手に多少なりとも応援をさせるためには、大きな前提になったというふうに交渉の過程で痛感をいたしました。”

 温暖化・エネルギー関連ではセクトラルアプローチをねじ込む外交をやったことを、最も重要と考えているようでした。


つづく
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posted by おぐおぐ at 21:00 | TrackBack(0) | 楽観論・懐疑派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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