2007年07月31日

NYTでポール・クルーグマン、石油高騰を語る

注:上のグラフは後付けです。

Krugman: The Sum of Some Fears 7月27日の記事で、
http://www.theoildrum.com/node/2817#comment-218878

”私はこれまで石油価格のことについてそれほど(住宅バブルについてほどには)書いてこなかった。石油の状況について2点だけ。まず、今は歴史的な高騰の3年目に入っている。インフレ調整を施した後でもイランのイスラム革命後の1980年代と同じくらい高い。次に、過去のエネルギー危機と異なり、世界の石油供給に大きな障害がなかったのにこの急騰は起こったことだ。
 何が起こっているのかはかなり明確だ−経済成長が地質学と衝突しているのだ。
ピークオイル理論家が、世界の石油生産がすでにピークを迎えたと主張しているのが正しいか間違っているかは分からない(誰でもサウジアラビアの油田に何が起こっているのか知っている人はぜひ情報をくれい)が、新規油田を探索するのはますます難しくなっている。
現在、アジアの新興経済圏は豊かになるにつれてますます多くの石油を消費している。需要が急拡大し供給がせいぜい緩やかにしか成長しなければ、当然高値になる。” ここにNYTの氏の論説の概要が紹介されているようです。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2007/07/paul-krugman--2.html
”そして右派の人々が主張していたような、「住宅バブルの否認と石油バブルの主張」は間違っていたことが染み渡ってきたため、今回の市場暴落が起きているのだろう。
大事なことは、2001年からの経済拡大は企業だけを豊かにしてきたが、普通の働く米国人も豊かになることはもうないだろうということだ。”


 コメントを送ってみた人によると、ピークオイル説の中心地The Oil Drumのホームページを、経済学者クルーグマン氏も読んでいるそうです。

 おそらく経済学者の中でも一番、氏のニューヨークタイムズのこのコラムは影響力があるでしょう。ほんとうにピークオイル問題がメディアの主流派の中に入った、という感があります。
posted by おぐおぐ at 11:11 | TrackBack(0) | 悪影響/ニュース/リンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/127917312

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。