http://sgw2.seesaa.net/article/127917308.html
以前挫折した日本の政党向けアンケート、今回の衆院選に向けて送るなら、今のうちなのですが・・・。
参考までに、他所のものを掲載しておきます。
英文
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17th September, 2007
拝啓
オーストラリアピークオイル・ガス研究協会は、石油の脆弱性を減らすために働く専門家の全国的なネットワークです。
私たちは、ピークオイルの可能性とリスク、機会を政策決定者に提供することを目指しています。
「ピークオイル」とは、世界の石油生産がピークを迎え、減少し始める避けられない時点のことです。
国内と国際のエネルギー機関による需要外挿予測に基づいて、政府と企業は長期計画の中で、液体燃料の供給が順調に成長すると仮定しています。
07年2月に報告書を出した上院の「オーストラリアの将来の石油供給」調査委員会で、ASPOオーストラリアのメンバーを含む石油産業の専門家たちは「詳細でまことしやかだが、過剰に楽観的な公式の将来の石油供給概算」に批判的であることを報告しています。
上院委員会は、「同じく詳細にピークオイルの議論を反証しようとした公式機関の刊行物」を見つけることはできなかったと語りました。
5年以上も急激に石油価格が上昇した今日、ますます多くの地質学者と石油業界の専門家たちは、世界の石油生産は10年以内にピークを打ちそうだと信じています。
私たちはピークオイルの衝撃にこの国と経済が備えるために、政府の緊急行動を必要としています。
以下の調査の質問表に答えていただくようお願いします。
返送いただいた回答は全て要約して、www.aspo-australia.org.auのウェブサイトに公表します。(訳者注:実際にはここでは探せませんでした)
質問があれば何でもご自由に質問ください。
敬具
フィル・ハート
ASPO オーストラリア
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政策調査:ピークオイルと石油の脆弱性
(a) 御党ではピークオイルを、何らかの特定の政策を要するものとして認識していますか?
(b) 御党の政策では、石油価格高騰の影響に対するオーストラリアのコミュニティの脆弱性をどのようにして減らそうとしていますか?
(c) 御党では都市部、地域部での公共運輸にどの程度の連邦資金を提供しますか?
(d) 上院の「オーストラリアの将来の石油供給」調査結果の以下の5つの勧告のそれぞれに関する御党の方針はどのようなものですか?
勧告1
3.136 オーストラリア地質科学とABARE、大蔵委員会が、将来の石油供給の概算及び「早期ピーク」の議論を再評価し、成行きケースと早期緩和シナリオを比較して起こる確率とリスクを政府に報告することを委員会は勧告する。
勧告2
3.145 より石油に依存しない政策シナリオを検討するに際して、政府はWEO2006(世界エネルギーアウトルック2006)で表明された懸念、つまり現在のエネルギー消費のトレンドは保証されておらず持続可能でもないこと、エネルギー政策は環境目標、特に化石燃料からのCO2排出を削減するためにより多くのことが必要とされることと整合性がある必要があることを考慮に入れることを委員会は勧告する。
勧告7
8.35 (例えばロンドンで行われているように)混雑税の税収が公共交通の改善に担保される場合には提案がより政治的に受け入れられやすいことに留意しながら、オーストラリア政府が混雑税の利点と欠点を調査することを委員会は勧告する。
勧告8
8.56 共和国が現在の終了予定日以降も、トラベルスマートプロジェクトが継続できるよう支援することを委員会は勧告する。
勧告10
8.94 より多い自動車利用への逆インセンティブとなる、雇用者からの通勤自動車特別給付に対する課税の算定式を政府が評価することを委員会は勧告する。
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